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【観葉植物の育て方】ペペロミアの種類と育て方?夏と冬のお手入れ法

【観葉植物の育て方】ペペロミアの種類と育て方?夏と冬のお手入れ法

観葉植物にはたくさんの種類が有りますが、今回は室内でテーブルや窓辺における小さなサイズで人気がある、小さな葉が可愛いペペロミアについてご紹介いたします。

ペペロミアとはどんな植物でしょう

葉は多肉的で濃い緑色が多いのですが、斑入りの物やえんじ色なども有り、とても美しく、また、あまり大きくならないのでお部屋の窓辺やテーブルに置いて楽しむ事が出来ます。熱帯から亜熱帯の地域で多くは南アメリカ、中央アメリカに自生し、1000以上の種類が有ります。日本にはサダソウと、ケナシサダソウが分布しています。

  • 植物名 ペペロミア
  • 学名 Peperomia
  • 科名 コショウ科
  • 属名 ペペロミア属、サダソウ属
  • 原産地 エクアドル、コロンビア

ペペロミアの育て方

ペペロミアは夏と冬とでは管理の仕方が異なります。1年を通してペペロミアの美しいグリーンを保つためのお手入れ法をご紹介いたします。

ペペロミアの夏の手入れの方法

  • 置き場所 直射日光が直接当たる場所には置かず、木陰や、軒下、室内でしたら窓辺の柔らかい日のあたる場所に置きましょう。まったく日の当たらない暗い場所は、ペペロミアの美しい色合いや模様が綺麗に出ず、根も弱ってきますのでやめましょう。
  • 水やり 乾燥気味にして、土の表面が乾いたら水を与えましょう。水のやりすぎは根腐れの原因になります。
  • 肥料  化成肥料を与えましょう。化成肥料の種類は固形肥料と液肥があります。固形肥料は、土の表面に置いて、ゆっくり成分が溶け出して効いてきます。液肥は速効性がありますが、効果が長続きしない場合がありますので、様子を見て追肥を行いましょう。

ペペロミアの冬の手入れの方法

  • 置き場所 10度以下の場所では、冬越しが出来ませんので、室内に置きます。室内の置き場所は、窓辺で冷気が入る所や、エアコンやストーブの風が直接に当たるところを避けて、光が入るところに置きましょう。
  • 水やり 冬は水を吸い上げる量が減りますので、乾燥気味で管理し、乾いたのを確認してから水を与えます。水の温度は室温くらいで、日中にあげるようにしましょう。
  • 肥料  冬は肥料を与えなくてよいでしょう。

ペペロミアの植え替えの方法

ペペロミアの植え替え方法と植え替え時期などをご紹介いたします。

ペペロミアの植え替え時期

植え替えの時期は、暖かくなった5月から真夏の8月までが適しています。冬の植え替えは向いていないので避けた方が良いでしょう。

ペペロミアに適した土の種類

ペペロミアは湿気に弱いので、水はけのよい土に植えましょう。市販の観葉植物用の土か、赤玉、腐葉土、土壌改良材など水はけのよい土を選んでブレンドして使用します。

割合は 赤玉土4 腐葉土2 バーミキュライト(土壌改良材)1 パーライト(土壌改良材)1 の割合が良いでしょう。バーミキュライトや、パーライトは軽量なので、ハンギング(吊るして飾る)などにも適します。

ペペロミアの花

ペペロミアは、艶やかなグリーンやレッドの葉を鑑賞することが多いと思いますが、花も咲きます。花は小さく可愛らしい、あまり目立たない穂のような形をしています。

ペペロミアの種類

ペペロミアは園芸店や花屋さんのほか、インテリアショップでも購入できるかと思います。比較的手に入れやすく、育てやすい種類をご紹介いたします。

ペペロミア・フォレット

ペペロミア フォレット

緑色の葉に線が入っていて、元気に上や横に真っすぐに伸びて、高さは15cmくらいまで大きくなります。(環境により差はあります)葉は小さくて、窓辺やテーブルに置けるサイズです。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・ルベラ

ペペロミア・ルベラ

緑色の葉っぱに葉脈の模様が浮き出ていて、 茎は柔らかく、ふんわりと育ちます。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・レッドルナ

ペペロミア・レッドルナ

ペペロミアは緑色の葉が多いのですが、レッドルナは珍しい色合いの葉をしています。
また縮葉で光沢があって、とても美しく茎も赤い色をしています。 直射日光に当てると葉色が薄くなりますし、窓越しでも強い陽が当たらないところで育てます。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・グリーンバレー

ペペロミア・グリーンバレー

縮れた小さい葉が特徴で、ドーム型に育ちます。直射日光に当たると葉の色が薄くなります。
直射日光に当たると葉の色が薄くなりますので注意します。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・二パドラ

ペペロミア・二パドラ

多肉質の葉っぱで、小さい時は茎が短く詰まっていますが、少しずつ伸びて育ってきます。高さは環境によりますが、15cm程度まで伸び、茎は木のように固くなります。水やりは特に少なく、1か月に1回程度与えます。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・セルペンシス

ペペロミア・セルペンシス

斑入りでハート型の葉が特徴です。伸びてくると下垂してくるので、窓辺に吊るして楽しめます。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・ホープ

ペペロミア・ホープ

丸くてかわいい葉の形です。茎は伸びてきますが、横に広がる形です。挿し木で増やすことが出来ます。

ペペロミア・デビーナ

ペペロミア・デビーナ

小さめの葉で鉢に植えると、葉が重みで下垂し、ハンギングにも向いています。葉は多肉質でとてもやさしい雰囲気でインテリアにも合います。暖かい季節には葉が良く茂ってボリュームが出てきます。

観葉植物の効能

観葉植物は室内に置くと、空気清浄効果がありリラックスすることがで切ると言われています。また、植物の成長を見ることや、手入れすることで癒される効果もあるそうです。インテリアにも似合い、おうちで過ごす時間が楽しくなりますね。

おわりに

ペペロミアの種類はまだたくさんあって、同じ種類と思えないほど、葉の形、色、質感が違います。どれも共通して注意する点は、水を与えすぎないことと、強すぎる日差しに注意することですが、あまり世話がかからない植物ともいえます。
園芸店やお花屋さんに行かれたら、色々な種類のペペロミアを探して育ててみてくださいね。

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