インテリア/ライフスタイル

東向きのベランダでガーデニングを楽しむ

東向きのベランダでガーデニングを楽しむ

アレンジするために草花を育てる庭・カッティングガーデン

 カッティングガーデンという言葉に魅せられてイギリススタイルを習い始めました。
カッティングガーデンとは、「アレンジするための草花を育てる庭」です。私のアトリエはマンションなので、ベランダでガーデニングを楽しんでいます。レッスンでも使えるようにホリエージに使えるグリーンを育てたり、季節の花を植えて色を楽しんだりしています。

 ベランダは真東に向いています。草花を育てるのが好きな母から”花を育てるなら東向きがいい”と言われました。日照時間が程よく分配されるのでしょう。日向で育つ草花と、日陰で育つ草花を一緒に育てることがメリットです。

 ベランダガーデニングでは、メンテナンスのあまり必要としない植物を選択することが長く楽しむコツかもしれません。
 例えば、実際に今育てているアイビーやダスティーミラーはほとんど水やりのみで3年ほど植え替えをしていなくても生長しています。ハイビスカスも5年ぐらい同じ鉢、同じ土で花が咲く時期に化成肥料を撒くぐらいですが、毎年初秋にいくつもの花をつけてくれます。
 病気もなく害虫もつきにくいので、とても育てやすいです。

 ただ、5年ともなると根詰まりや、土の性質もよくないと思いますので、長く楽しむためにもそろそろ植え替えを考えています。
 冬場に枯れ込んでしまう植物は、風で枯葉が散り掃除が大変でした。例えば、ワイヤープランツはとても育てやすいですが、冬場、光の当たる面は常緑でも、内側から枯れ込んで小さな葉がすぐに溝にたまってしまいました。ベランダに植物を置くときは、その性質をあらかじめ調べてから置くのですが、実際に置いてみて不具合の出たもの、意外とうまく育ったものなど色々あります。

ただ育てるだけじゃない “庭をデザインする楽しみ”

Atelier Cheerのベランダにあるアーチ
 植物の配置も、色々考えます。”イングリッシュ・ガーデン”は、高低差や色合いなどを計算して作られている庭です。ベランダでも床面に置くだけでなく、トレリスやラティスに引っ掛けたり、棚に並べたりすると高さがでます。私は、つるバラをアーチ仕立てにすることで全体の高さを出しています。アーチにすると上部まで日が当たり、バラもよく育っています。

 階上なので強風の影響が心配だったのですが、レンガをいくつか足元に置いたり、ツルの重みがあったりで今のところ倒れたことはありません。

 このグリーンも置きたい、あの花も置きたい、と種類を色々増やして植物でいっぱいにしたいのですが、ベランダという限られた空間を素敵に演出するには計画が必要ですね。
 いつか、「ベランダでレッスン」が私の近々の夢です。

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