コラム

フラワーアレンジメントの陰の主役「グリーン」とは?

フラワーアレンジメントの陰の主役「グリーン」とは?

お花だけじゃない!フラワーアレンジメントの陰の主役「グリーン」とは?

フラワーアレンジメントではたくさんの色鮮やかなお花たちとともに、「グリーン」と呼ばれる葉物が多く使われます。
今回はその「グリーン」について、種類や使い方のコツをお伝えします!

フラワーアレンジメントの「グリーン」って?

フラワーアレンジメントの主役はもちろんお花たちです。
そのお花たちをより一層キレイに引き立てるのが「グリーン」と呼ばれる葉物たち。
グリーンはフラワーアレンジメントの用途によって様々な使われ方をします。
発表会や講演会の舞台に飾られているスタンド花などはダイナミックにグリーンを配置し、迫力のあるアレンジメントに、バスケットアレンジなどのナチュラルなアレンジメントではやわらかい雰囲気を作り出すことも出来ます。
「グリーン」は主役のお花たちをしっかり支えてくれる「陰の主役」なのです。

グリーンの種類

「グリーン」と一言でいってもその種類は多様です。
フラワーアレンジメントで使われるグリーンは大きく分けて樹木系・草本系・観葉植物の3つあります。
それぞれの特徴と代表的な種類をご紹介します。

樹木系

グリーンの樹木系には庭木にも使われる樹種が多く、なじみのある種類がたくさんあります。
1本のボリュームが大きいので、作りたいアレンジメントに合わせて形やボリュームを調整することも可能です。
最近では、ユーカリやオリーブが多く使われたウェディングフラワーをよく目にします。
また、クリスマスシーズンではヒバや杉といった針葉樹系のグリーンが販売されています。

  • ユーカリ
  • オリーブ
  • ミモザ
  • マルバルスカス
  • オウゴンヒバ
  • スギ
  • ゲッケイジュ

草本系

グリーンのなかでも一番種類が多いのが草本系。色や形も豊富です。
庭先で育てているハーブやアイビーなどもフラワーアレンジメントで使うことが出来ます。
よく使われるグリーンの草本系を色別にグリーン系・ライトグリーン系・シルバー系に分けてご紹介します。

グリーン系

  • ローズマリー
  • アイビー
  • ハラン
  • バジル

など

ライトグリーン系

  • リキュウソウ
  • ナルコユリ
  • ローズゼラニウム
  • ミント

など

シルバー系

  • ラムズイヤー
  • ヘリクリサム
  • セネキオ・レウコスタキス

など

観葉植物

室内を彩る観葉植物もフラワーアレンジメントに使われています。
葉の大きなものは、くるんと巻いたり、大きさに合わせて切ったりして使用します。
樹木系や草本系にはない、赤紫や黄斑の葉を使ってエキゾチックなアレンジメントも作ることが出来ます。

  • ドラセナ類
  • タマシダ
  • レザーファン
  • アスパラガス

など

グリーンの使い方とコツ

グリーンの種類をご紹介しましたが、たくさんありすぎてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
続いては、グリーンの選び方と使い方のコツをお伝えしようと思います。

グリーンの選び方

グリーンを選ぶ際は、以下の3つを基準にすると選びやすくなります。

  1. 表現したいスタイル
  2. お花との調和
  3. 水揚げ、色、つやの良いもの

表現したいスタイル

表現したいスタイルは、作りたいアレンジメントをイメージしておくことが必要です。
ナチュラルなのかシックなのか、シャープなのかやわらかいイメージなのか等決めておくと、グリーンの色や形が選びやすくなります。
基本的に濃い色や直線的な形のグリーンはシャープなイメージに、薄い色や曲線的なグリーンはやわらかいイメージになります。

お花との調和

お花との調和は、メインのお花やその他のお花を選んだあとにそのお花たちに重ねながらグリーンの色や形を見るとわかりやすいです。

水揚げ、色、つやの良いもの

水揚げ、色、つやの良いものは、品質の良いグリーンを見極める際に必要です。
ハリがあってつややかなもの、葉先や枝先がキレイなものを選ぶことが大切です。
お庭のハーブなどは一度水切りをし、水揚げした後にアレンジに使うと長持ちします。

グリーンの使い方

グリーンを使う際に一番肝心なことは、「自然の方向を意識」することです。
グリーンも土から生えていた植物です。フラワーフォームを土に見立てて、根元をフラワーフォーム側に、葉先を外に向けて挿すことが重要です。
葉が裏返っていたり、不自然な向きの枝がないように、葉先の流れや茎の曲がりなどを上手く使うと、とてもナチュラルなアレンジに仕上がります。
また、グリーンはフラワーフォームの目隠しとしても使うことが出来ます。
短く切ったグリーンをアレンジの花材の根元に挿してフラワーフォームが見えないように使います。
ハランやドラセナ類の大きな葉は透明な花器の目隠しとして使われることもあります。

グリーンを活かす

使用グリーン:サツマスギ・コヒバ・ユーカリ・月桂樹・黄金ヒバ・ドライフルーツ

グリーンが主役の「グリーンリース」というものがあります。
その名の通り、グリーンを使ったリースですが、グリーンの種類やオーナメント、リボンの種類によって様々なタイプのリースに仕上がります。
玄関のドアに四季折々のリースを飾ると、とても華やかになりますよ。

◆シルバーリーフ:セネキオ・セントレア,ブルーセージ,イングリッシュラベンダー
◆グリーンリーフ:ナルコユリ,コヒバ,マルバルスカス,ローズゼラニウム,リキュウソウ

おわりに

 同じお花とあわせても「グリーン」の選び方や使い方1つで、アレンジメントの雰囲気をガラリと変えることができます。
いつもとは違う雰囲気のアレンジメントを作りたいときは、是非グリーンを変えてみてください。
お庭にグリーンとして使える植物も植えてみると、フラワーアレンジメントのイメージも膨らみますよ。

農学部出身で、鳥取でイングリッシュガーデンのあるイギリススタイルフラワーアレンジメント教室のオープンに向けて勉強中のプレママです。

2019年には花農家として、夫婦で新規就農します。

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