アレンジメントの基礎講座

お盆の花?花選びのポイントと初盆や三回忌以降に迎えるお盆に供えるの花の色について

お盆の花?花選びのポイントと初盆や三回忌以降に迎えるお盆に供えるの花の色について

お盆の花に使う、基本的な花を選ぶ時のポイントや、初盆や三回忌以降に迎えるお盆に供えるの花の色についてご紹介いたします。お盆のお花を選ぶ時のご参考になりましたら幸いです。

お盆のお花選びについて

お盆ってなに?

お盆とは「盂蘭盆」の略で、盂蘭盆とは祖霊を死後の苦しみの世界から救済するための仏事。(広辞苑より)
一般的にはお墓参りに行ったり、お寺さんにお参りにお越しいただいて、お経を上げていただいたり、迎え火や送り火をしてご先祖様の霊をお迎えして、お送りします。
時期は地方により7月だったり8月のところがあるようです。
仏教の宗派によっていろんな考え方がありますので、お盆の行事は特別しなくてもよいという宗派もあります。
あくまでも一般的なお盆として知っていただければと思います。

初盆の花?お供えする花を選ぶ時に気を付けることは?

初盆(新盆)とは、四十九日が明けて初めて迎えるお盆のことをいいます。
お盆に使う花材は菊、ユリ、胡蝶蘭、トルコキキョウ、カーネーション、リンドウ、小菊、スプレーマム、スプレーカーネーションなどです。
これらの花材はお盆だけに限らず、一般的なお供えのお花としても使います。初盆のお花選びで気を付けることは、花材と色目です。

お盆のお供え花
白・紫を基調としたお盆のお花

お亡くなりになられて日が浅いうちは、白を基調にしたお色目が良いでしょう。
初盆のお花は白、または白・緑、または白・緑・紫がの組み組み合わせが無難です。
最近では故人がお好きだったお花でというご遺族のご意向でお作りすることも増えてきていますが、わからない場合は上記のようなお花と色合いをおススメいたします。
決まったアレンジの形はありませんが、トライアンギュラーを丸くしたようなデザインは見栄えが良く、お仏壇前には飾りやすいでしょう。

白・紫を基調としたお盆のお花
白・紫を基調としたお盆のお花

お盆の花?三回忌以降に迎えるお盆で花をお供えすると時に気を付けることは?

三回忌(亡くなられて丸二年の法要)が終わったくらいから、淡いピンクや淡い黄色など、淡い色を使っても差支えないでしょう。
3回忌が終わったお盆以降から、白グリーン以外のお花を使うと良いですね。
故人がお好きだった、お色目のお花をお送りしても良いでしょう。一般的にお盆のお花にとげのあるバラは使いませんが、故人がバラ好きな方であれば良いと思います。

近年は、故人の遺志を尊重する風潮が高まってきていますので、一般的なお供えの花材とは違うものを使用されることも増えてきています。
ただ、地方や地域、ご遺族によってはお色や使う花に決まりごとがある場合もあります。お供え花をご用意するとき、お届け先様やご依頼主様に必ず確認されてください。

おわりに

一般的な初盆とお盆のお花選びの違いについて、お分かりいただけましたら幸いです。

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