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海外挙式で安心なブーケの選び方

海外挙式で安心なブーケの選び方

海外での挙式が決まったけど、せっかくならブーケにもこだわりたい。
でも、飛行機に持ち込みできるの?どうやって運べばいいの?
そんな花嫁様の悩みが解消できるように
安心して持ち運びできるブーケと運び方をご紹介いたします。ご参考になれば幸いです。

海外挙式で使われるブーケの種類

ブーケの種類と特徴

ブーケの制作で使われる資材として主に、花、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)、などがあります。
海外ウェディングで使う場合の資材のメリットとデメリットをあげてみます。

生花

メリット
  • 花の香りがする。
  • プロデュース会社のセットプランに含まれる場合、現地渡しなので手荷物が少なくなる。
デメリット
  • 生花のブーケは、ほとんどの国で輸入検査(植物検疫)が必要で、持ちこみも持ち出しもできない。
  • セットプランに含まれるブーケなどは、当日まで現物を見ることができない。事前にプロデュース会社との念入りな打合せが必要。
  • 南国などの温暖な国では、きれいな状態をキープする時間が短い。

プリザーブドフラワー

メリット
  • 生花のようなみずみずしい質感がある。
  • 事前に現物を見ることができる。
デメリット
  • 行き先の検疫条件により持ち込み可能か事前に確認が必要。
    植物防疫所にて、プリザーブドフラワーの加工にどのような花や薬品が使われているかなどの確認が必要。
  • デリケートな資材なので、花びらなどに破損のリスクが高く、持ち運びの衝撃に耐える梱包をしなければいけない。
  • 高温多湿に注意しなければいけない資材なので、リゾートなどで外での撮影などがある場合、行き先の気候に適しない場合もある。

アーティフィシャルフラワー(造花)

メリット
  • 長時間の式やパーティーでも、しおれる心配がなく耐久性がある。
  • 帰国後も2次会などで繰り返し使える。
  • 多少の衝撃にあってもつぶれてしまうことはなく、持ち運びが楽。
  • 事前に現物を確認できる。
  • 形の崩れを直すのが容易。
デメリット
  • 資材の選び方によっては、安価に見えてしまう。

海外ウェディングには造花のブーケがおすすめ

ブーケの種類と特徴から、持ち運びしやすいアーティフィシャルフラワー(造花)のブーケをお勧めします。
近年、アーティフィシャルフラワー(造花)はクオリティが高く、生花と見間違えるような質感のものもあり、花の種類や色も大変豊富です。
事前に、思い通りのブーケをオーダーすることができます。

ブーケの持ちこみと運び方

飛行機に持ちこむ際の注意点

海外挙式で、ウェディングドレスやタキシード、ブーケなど、式当日に絶対必要なアイテムは、必ず手荷物で持ち運ぶようにしましょう。
機内荷物で預けると、荷物が別の国に行ってしまったり、検査官が荷物のチェックをして破損の原因にもなったり、トラブルが発生する恐れがあります。
また、手荷物を持ちこむ場合、航空会社によってサイズなどの制限があります。
各航空会社の国際線の手荷物ルールを事前にチェックすることが必要です。(乗り継ぎのある場合は、それぞれの会社のルールも適用になる場合があります。)

例)JAL国際線・ANA国際線(いずれも100席以上の飛行機の場合)
   手荷物1つ(W55cm×H40cm×D25cmまで)と身の回り品入れ1つ
   ※2019年9月現在

ブーケの運び方

ブーケとブートニア、花冠などは完成させた状態で運びます。
ヘッドパーツは、ワイヤリングとテーピングをした状態で運びます。

ブーケの運び方・手順

  1. ブーケ専用ボックスに入れる。
  2. 参考サイズ:□28cm×H401cm (BOXの持ち手をたてるとH54cm)
    ボックスに入れて運搬できると型崩れの心配がなく大変便利です。
    手荷物としてはかさばります。
    新郎新婦の手荷物がドレスなどの衣装カバンで増やせない場合、同行されるご親族やご友人に運搬をお願いするのもいいですね。

  3. ドレスバックまたは、身の回り品バックにつめる
  4. お二人だけのウェディングで手荷物を増やせないときは、ドレスバックや身の回り品のバックに入れてしまうのも一つの方法です。
    ドレスバックの参考サイズ:W54cm×H40cm×D22cm(ドレスは3つ折りで収納できるタイプです。)

    左:ブーケは、持ち手のところをビニール袋で包みます。 中央:花の部分は、薄葉紙や不織布系のラッピングペーパーなどで包みます。 右:花の部分を上にして立てて入れます。ブートニアやヘッドパーツなどは、軽めの箱に一緒にいれます。

    ※写真ブーケ参考サイズ:直径約27cm×H30cm ペーパーで包むと直径25cmになりました。
    キャスケードブーケの際には、キャスケード部分をまとめてコンパクトにしてペーパーに包んでバックにいれます。

    身の回り品のバックとは、カメラや傘などをいれるバックです。座席下に入る小さめのサイズのバックです。飛行機によりサイズは異なりますが、
    座席下はおおよそW40cm×H25?30cm×D15cm?22cmです。
    ブーケをラッピングしてからエコバックなどに身の回り品と一緒に入れて座席下に収めるという方法もあります。

    座席の位置によっては座席下のスペースがない場合もあるので、ご自分の席がどの位置なのか事前に調べておく方がいいと思います。

    また、ブーケはできるだけ立たせておく方がいいのですが、アーティフィシャルフラワーですと横に倒しても型崩れはしにくいです。
    ブーケ制作者に形が崩れたときの対処法などを聞いておきましょう。

    おわりに

    海外挙式でのブーケの選び方や運び方のご参考になりましたでしょうか。
    ブーケをオーダーされる際には、海外挙式であることを制作者さんに伝えておくとボックスの手配やパッケージ、運び方まで相談にのってくれます。
    海外での挙式も、こだわりのブーケで素敵な思い出になりますように。

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