花の仕事を始めてわかった「人の役に立つ」「人に喜んでもらう」ということ
- FWJに関しては設立当時から理事として関わっていただいていますが、FWJについてどう思われていますか?
- 千草
- 10年前に出会いたかったです!本当これだけしっかりしている団体は他に無いと思う。
お花の技術有り、ビジネスセミナー有り、サポート有り。私が資格を探したとき、そこまで出してるところって無かったです。
本当にいいタイミングで、先生に知り合えたと思います。
この仕組みって絶対に役に立つと思うんです。「花を仕事にしたい」って思っていた私が欲しかったものだから。
歩むペースはそれぞれ違うけど、最終的に目指しているところはみんな一緒。目指す所とか学ぶものがそれぞれにある。FWJはもっともっといい方向へ発展して行くと思います。
そして、その発展に私も貢献したいと思います。まだまだ微力かもしれないけれど、こうやって歩んできたんだというのを後に続く人の為に発表したいと思います。 - FWJ
- そういう方がいてくれるととても心強いです。
- 千草
- 私ももっと勉強しなくちゃいけないことがあるし、ここで学ばせてもらって学んだことを後から続く方に伝えていけるようにしたいですね。
実は、セミナーを受け始めたころは「人の役に立つ」とか、「人に喜んでもらう」って意味が分からなかったんです。
ずっと事務的な仕事をしてきたから、喜んでもらうというより締め切りに間に合わさないといけないというのがあって。
自分にそういう経験がなかったから、「人の役に立つ」「人に喜んでもらう」って何?って、本当に分からなくて。
でも、今は本当にそう思えるようになりました。
FWJの仕組みはずっと私が悩んできたことを、すごくクリアに解決してくれました。
フラワーギフトの仕事やレッスンの時に喜んでもらえたら、その言葉で「あぁ、喜んでもらえているんだ、じゃあますます喜んでもらえるような良い仕事しなくちゃ」って思います。
「人に喜んでもらうってこういうことなのね」って、思いました。
この教えは、きっと私たちの後に続く人の役に立つでしょう。そう確信しています。 - FWJ
- 「人に喜んでもらう仕事」の意味が分かったとき、どう感じましたか?
- 千草
- 「こんなに面白い嬉しい仕事って、他にないよね」って思いました!
相手にも喜んでもらえるし自分自身も喜べる。次も頑張ろうって気持ちが湧いてきます。 - FWJ
- FWJの代表理事の谷川代表についてはどう思いますか。
- 千草
- 谷川先生に10年前に出会っていたら、もっと早くに自分が変われていただろうなって思います。
本当にいろんなことを勉強させてもらっています。アレンジの技術だけじゃなくて考え方とか。一番はポジティブ思考。
最近、「私なんか」 「でも」とかいう言葉を徹底して使わないようにしています。
そういった言葉を使わないほうがいいと、先生と出会ってからずっと言われていました。その言葉の意味が分かったのは最近です。
お花の先生というよりは、私にとっては尊敬できる上司みたいです。
自立した女性を目指すには、ものすごいお手本ですよね。1個人として尊敬できる人って先生が初めてかも。
生活環境も、ご結婚されてご主人も居て、お子さんも3人いらしゃって。結婚して家庭に入っちゃたら、仕事や夢を諦める女性が多いって私思うんです。最近いろんなお稽古が出てきて、資格を取って仕事をしたい人や、実際に仕事している人も増えてきたけど、そこから経営者になって抜きん出ようと思う人はまだひと握りいるかいないかだと思うんです。だけど先生は何十年も前からそれをやっているわけでしょう。尊敬しますね。
尊敬できて、いろんなこと吸収させてもらって、いろいろ教えてももらえて。落ち込んだときや迷ったときは、ぽんぽんっておしりを叩いてくれるし、ダメなことはダメって言ってくれるし。尊敬の一言、女性として。先生を目指したいし、近づきたいと思います。
- FWJ
- 本当にベストのタイミングで出会えたみたいですね。
- 千草
- 体験レッスンに行ったのが、ターニングポイントだったのかもしれないです。
その前に会っていたらまた違ってたかもしれないし。先生がFWJを立ち上げられて、私が理事に入ったのもベストなタイミングでしたし。
いい道を作ってもらったというか、何かを掴ませていただいたのも本当に感謝しています。
自分が時間をかけ回り道してきたところを、最短コースで導ける先生になりたい
今後のビジョンを語る千草先生
- FWJ
- 5年後10年後、どのようになっていたいというビジョンはありますか?
- 千草
- 生徒さんを増やしたいというのはもちろん、その生徒さんの中から仕事に繋げたいという人が出てきてくれたらなぁって思います。
ゆくゆくは、その人と一緒に仕事もしてみたい。生徒さんが教室を開きたいって言った時に、自分が長い年月をかけて悩んだり回り道したところを、すっと最短のコースで道筋を立ててあげられたらと思います。あとは出来たら、10年後、今の自宅じゃない、自分のアトリエを持っていたいですね。でもそれを最終目標を決定的に決めちゃうんじゃなくて、まだまだ通過点にしたい。まずはそれを目標に頑張ります。
- FWJ
- その目標にたどり着くまでに1番力を入れて取り組みたいことは何ですか?
- 千草
- まずは教室の繁栄です。生徒さんの拡充。楽しくお花の魅力を伝えていけるような教室にしたいです。
- FWJ
- 10年後の生徒さんの目標は何人くらいですか?
- 千草
- 最初のセミナーの時に5年後に20人って書いていたんです。あと2年で開業5年なので20人。その更に倍、多ければ多いほどいいけど。
- FWJ
- 3周年記念パーティーの時に、10年後FWJの会員2500人って言っていたんですけど、千草先生のところから何人くらい目標にしますか
- 千草
- 目指すは500人を。大きすぎる目標。だけど、谷川先生がいつも言っているように、目の前のお仕事はコツコツ1つずつちゃんとこなしていって、
そこから枝葉が分かれていくと思うので、500人目指して、私も貢献させていただきます。先生の口癖だけど。言うのはタダだし。私も言っちゃう!任せて! - FWJ
- 話は代わりまして「一番好きなお花」はなんですか?
- 千草
- それ一個答えちゃったら、他のお花に申し訳ないと思ってずっと考えていたんだけど…みんな(部屋のお花たち)聞いてるでしょ?(笑)
みんな好きだし一番は決められない。でも…どうしても決めるなら、一番はバラかな。育てるのもアレンジに入れるのも好きですし。
ベランダのつるバラが弱っていたんだけど、お世話していたら新しい芽が出ていたんです!やっぱり大事にしてあげたら元気になるなぁって。このバラが満開のときに眺めながらレッスンしたいですね。 - FWJ
- 先生のブログの写真がとても綺麗ですねよ。なにかお花を撮影するコツはありますか
- 千草
- ありがとう。写真は8割構図だと思うの。あとは光の取り込み方とか。
構図と光の入れ方を気にしながら何枚も撮って。最近は10枚取ったら1枚ベストがでるようになりました。今までは撮っても、撮っても気に入らないこともあったんだけど、これもやっぱり研究の継続ですね。数をこなす、自分の好きな構図を把握する。お花のアレンジと一緒で練習しないと上手くなりませんから。
体験レッスンに来られた皆さんのほとんどが「写真が素敵だから体験レッスンに来ようと思いました。」と言われます。
どんなにお花の腕がいい先生でも、ボケボケの写真をブログやホームページに載せていたら、その一枚で不安感を持たせてしまうと思うんです。
やっぱり見せ方って大事だと思います。 - FWJ
- これから資格を目指す方にメッセージをお願いします。
- 千草
- 資格コースって本当に大変だと思うんです。特に生花のベーシック1は単位も多いし、くじけそうになることもあるかもしれない。
でも資格を取った後、自分はこれだけ頑張ったんだって思えるし、きっと身につくものとか掴むとことかいっぱいあるはずだから、諦めないで先生の指導をよく聞いて頑張って欲しいと思います。
資格を取ることが最終目標じゃなくて、更にその後の目標を持っていて欲しいと思います。
資格を取るだけで終わっちゃたら、その先の面白さが分からないので。「資格取ってからよ、面白いのは」って私は思うんです。
目先の資格ばかり思っていたのが、今自分がどんどん変わっているので、そういう面白さを知って欲しいと思います。その思いが伝わったらいいと思います。 - FWJ
- 千草先生の10年後、楽しみにしています。今日はありがとうございました!
- 千草
- ありがとうございました!
Atelier Cheer 一般社団法人Flower Works Japan 西宮香櫨園校
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主宰 千草美樹
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